浜名湖の水族館、渚園となりにある浜名湖体験学習施設ウォットは子供たちに大人気のおすすめの施設です。
入館料は、大人が310円で高校生以下は無料です!ウォットに行くには、渚園の駐車場にとめることになりますが、有料駐車場となっており1台410円となっています。
浜名湖体験学習施設 ウォットのアクセスや営業時間など
<施設情報>
浜名湖体験学習施設 ウォット
住所:静岡県浜松市西区舞阪町弁天島5005番地の3
電話:053-592-2880
営業時間:9:00~16:30
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/30~1/1)
Web:https://ulotto.entetsuassist-dms.com/
お魚のエサやり体験の日
ウォットでは、年間を通して色々な無料イベントを開催しています。この日は、お魚のエサやり体験の日でした。通常は外にいるお魚にエサをあげる体験ですが、ちょうどこの日は、うなぎのエサやり体験でした。スタッフの方に確認をしたところ、うなぎのエサやり体験は年に1回の開催とのことでした。
公式ウェブサイトにて、イベント情報が掲載されているのでチェックしてみてください。人気のイベントなど予約が必要となるので、体験内容や予定に合わせて早めに予約しておくのが安心です。無料体験もありますが、有料のものでも低価格で楽しめます。
イベント情報 | 浜名湖体験学習施設 ウォット
うなぎのエサやりを通し、うなぎに詳しくなろう!
静岡県水産技術研究所の方も参加して頂き、うなぎについて色々と教えて頂けて、子供たちはもちろん、私も楽しみながらうなぎのことについて勉強できました。
浜松、浜名湖は「うなぎ」で有名ですが、浜名湖はうなぎの養殖の発祥地。ちなみに、うなぎはどこで養殖されているか知っていますか?浜名湖の中で育てられてるのかと思っていましたが、実は浜名湖周辺の民家を中心に地下水でウナギの養殖されてるんだそうです。知らなかった!
天然のしらすうなぎの稚魚を、養蚕を餌にして育てているそうです。
今回はエサを作るところからの体験でしたが、写真のオレンジ色の液体はタラの肝臓からとった油です。
こちらは、魚を乾燥させて粉末状にしたもの。うなぎのエサは、タラの肝臓からとった油と、魚を乾燥させた粉、後は地下水を、混ぜて作っていきます!
それぞれグラム数をはかって、手で混ぜ合わせながらエサを作っていきます。なかなか普段は体験できないことで、皆さん楽しんでいました。
通常はこんな感じの大きな機械で練り合わせてエサを作っているそうです。
各自で作ったエサを持って、うなぎのいるところへ移動。
複数の場所へ分かれて、いざエサやり体験がスタート!
作ったエサをみんなで投げ入れると、勢いよくうなぎたちがエサを食べていきます。これがまた大迫力!ちょっと写真を撮るタイミングが悪かったですが、水面上にうなぎが見えるぐらい勢いで食いついてきます。
うなぎは頭もよく、毎朝決まった時間にエサを求めて近づいてくるそうです。
エサやりを体験した子供たちは、飼育部門修了証を頂くことができます。
うなぎの子供であるシラスウナギ
こちらが、うなぎの子供であるシラスウナギです。色々な調査の結果、グアム周辺の海で卵を産むことが分かったそうです。
浜名湖はうなぎの養殖で有名ですが、全国では第4位の地域。浜松が1位かと思っていましたが、違うんですね!
順位としては、
1位 鹿児島
2位 愛知県
3位 宮崎県
4位 静岡県
という結果で、こちらの上位4つのエリアで日本のうなぎ養殖の9割を占めているそうです。
私たちが食べているうなぎの99%が養殖で育ったうなぎで、そのほとんどがオスなんだって。そんなマメ知識も勉強することができた有意義な体験になりました。
ウォット内を散策
エサやり体験終了後は、色々とウォット内を散策。こちらは「宇宙メダカ」と呼ばれ、このメダカは1994年にスペースシャトル「コロンビア号」に乗って、宇宙に行き、タマゴを産み、さらにふ化に成功したメダカなんだって。展示中のメダカは宇宙に行ったメダカの子孫のようです。
激レアの白ウナギの展示がありました。この白いウナギは、湖西でウナギの養殖をしている方からいただいたウナギで、珍しい体色のウナギですが、なぜこのような体の色になったかは未だに原因はわからないみたい。
こちらはメインの大きな水槽にいた、ハタ。ウォットは規模としては小さめですが、子供から大人まで楽しめる施設です!子供向けの色々な体験プログラムが一番のオススメです。
展示されているお魚たちは、季節などによっても変わってきたり、イベント開催で特別展示ががあったりするので、いつ行っても楽しむことができます。
まだ遊びに行ったことがない人は、是非行ってみてください。ウォットでの体験プログラムは事前確認と、事前予約を!