骨組み、和紙貼りが完了したら、次は凧に絵を描いていきます。
どんな絵にするのか悩みましたが、普通に町内凧と同じ絵にするのも面白くないので、子どもたちも喜びそうな、妖怪ウォッチのジバニャンと板屋町のコラボにしてみることに。
凧に下書きをしよう
絵が上手な人であれば直接書いていけばよいかと思いますが、失敗する自信があったので最初は小さい紙に書いてから凧に鉛筆で下書きをしていきました。
ロウ引きには何を使えばいいの?
下書きが終わったら色塗り!となりそうですが、和紙に色を塗っていくときに色がにじんでしまわないように、浜松凧は色塗りの前に「ロウ引き」という過程があります。
というものの、何を使えばいいんだ?というところからのスタートでしたが、調べてみるとパラフィンワックスが使いやすそうでした。パラフィンワックスはキャンドルを作ったりするときの材料。ネットで調べてみると、ペレット状のキャンドル作り用のパラフィンワックスが1キロ1,000円ぐらいで販売していました。
パラフィンワックスを使おうかと思っていましたが、1キロもいらないしネットで買うと送料もかかったので、ふと思いつきで近所の100円ショップのセリアへ。
100円ショップで、パラフィン100%のキャンドルを見つけ迷わず購入。一緒にロウ引きするための筆も買って、200円。
パラフィンは60度ぐらいで溶けるので、空き瓶に100円ショップで購入したキャンドルのロウ部分だけを入れて湯煎で溶かして準備完了です。
色を塗る前に凧にロウ引き
下書きをした凧に溶かしたパラフィンで線を引いていきます。
ロウが固まってくると書きにくくなるので、固まってきたら再度湯煎で溶かしながら進めロウ引きが完成。ここまで完成したら、いよいよ色塗りです。