毎年12月15日に、袋井市の可睡斎で秋葉の火祭りが開催されます。
火祭りは火防大祭ということで、有縁無縁の皆様が秋葉三尺坊大権現御真前にお参りされて、火防・火の用心の霊験あらたかな三尺坊様とのご縁を結んで、より大きなご加護とご利益を受け幸せな暮らしを祈願する行事です。
大迫力のファイヤーパフォーマンス
松明道中、火渡りがメインのイベントとなりますが、会場内ではその年によって様々な出し物があります。
音楽に合わせて披露されたファイヤーパフォーマンスは、 イベントに参加している方を釘付けに。
炎を操る個性豊かなパフォーマーの演出がとてもかっこよかったです。このようなパフォーマンスは、写真や映像で見るより、足を運び目で見て肌で感じるのが一番です。
やわらかな光を灯す灯籠
階段の左右には、灯籠が並び、こちらもまた綺麗です。柔らかな炎で雰囲気のある空間を演出しています。
松明道中
19時頃から、門前大駐車場で松明道中奉仕者が集まり準備が始まり、準備が完了すると、たいまつを持ち階段をのぼって行きます。
門前より御真殿への参道を行列になって参加者の皆さんで歩き、護摩壇にたいまつを納めていきます。
一般参加も可能で、一年の厄払いと新年のご守護を祈り事故なく安全に毎日を過ごせますようにお祈りをします。
伝統のある手筒花火
火が使われるものは様々で、会場内では手筒花火の披露もありました。
打ち上げ花火とはまた一味違う花火職人のかっこいい姿を目の前で見ることができます。
大きな音とともに、筒から噴き出す花火は迫力満点です。
火の橋を渡る「火渡り」
最後のビックイベントである火渡りの準備が始まります。秋葉様の御真殿にて御神火祈祷にて御神火をいただき、火渡り道場のお浄め式が最初に開催されます。
お浄め式が終了すると、みなさん素足になり火の中を渡って行きます。松明道中と同様に火渡りも事前予約なしで誰でも参加することが可能。見るだけではなく実際に参加することで、よりイベントを楽しむことができます。
小さな子どもさんも、参加することができます。最初は戸惑うかもしれませんが、参加すればきっといい思い出にもなるハズです。
今年のお礼と来年の安全祈願のために、お時間がある方は是非参加してみてください。年に1回のイベント、12月15日の夜は可睡斎へ足を運んでみましょう。